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各種情報
- 素材
- 絹100%「金属糸を除く」
- おすすめ着物
- 留袖・訪問着・付下げ・色無地
- 適応シーズン
- 10月~5月までの袷の季節
- おすすめのお召のシーン
- フォーマルなお席全般
商品説明
故・山口安次郎氏は105歳でこの世を去るまで、ほぼ一世紀に渡り西陣織の織師として最高峰の能装束を織極めた伝説の職人であります。
「三百年残る能衣装を作りたい」
生涯をかけて織り上げた能衣装、その数は300領にも及びます。その卓越した技術、美意識は今なお語り継がれる伝説を残しております。
山口安次郎氏率いる山口織物の唐織袋帯は軽く柔らかな手触りながら格調高い佇まいと重厚な趣ある伝統の柄行で流行などとは縁遠い不変の美を語ります。
ご紹介の帯は生前、山口安次郎氏による監修のもと山口織物制作された逸品で、深い墨色の帯地に四季の草花が唐織技法により彩色豊かにふくよかに立体的に織り上げられた秀作でございます。能装束の織技術を惜しみなく注いで作り上げられた本作品は、格調高いあらゆるフォーマルきものに薫り高い格式を与えてくれる素晴らしい出来栄えの唐織袋帯でございます。
世代を超えてご愛着いただき語り継いでいただきたい。そんな思いでご紹介いたします。
是非、この機会にお見逃しのないようにお願い致します。
山口安次郎プロフィール
- 1950年 マッカーサー元帥に能衣装を寄贈する
- 1973年 東京国立博物館の能衣装の色を再現する
- 1982年 現代の名工の表彰を受ける
- 1983年 永年の功績により勲六等瑞宝章を受章
- 1934年 スウェーデン国立民族博物館で能衣装60領を出展
- 1986年 チャールズ皇太子、ダイアナ妃に能衣装を献上
- 1990年 伊勢神宮内宮神楽殿の内張絹を復元
- 1996年 観世流宗家所蔵の能衣装を依頼され5領複製する
- 1999年 京都府文化博物館にて能衣装展を開催
フランス、リヨン市庁舎に能衣装展開催 - 2002年 イギリス、ロンドンにて能衣装展開催
- 2003年 京都平安神宮会館にて千年の織物二百歳の夢展を開催
- 2004年 NHKテレビハイビジョンスペシャル出演
- 2006年 京都府文化功労賞を