本加賀友禅黒留袖「森田耕三」作「彩音」扇・つづみ・琴・琵琶

商品説明

友禅染の源流を訪ねれば、友禅染の祖、宮崎友禅斎が開祖として広まった「加賀友禅」に友禅の原点を見つける事が出来ます。

その技法、作風、は今も加賀友禅作家の卓越した技術と美意識によってかたくなに守り継がれ金沢の地で素晴らしい作品が生み出されており全国のきものファンの憧れのきものとして日本の三大友禅のひとつに数えられております。

数ある友禅作家の中でもその優しみある色彩と華やかな構図で大変人気の高い「森田耕三」氏による作品をご紹介致します。吉祥文様が描かれた大小の扇が伸びやかに配され、椿、牡丹、梅、菊、もみじ、と季節の花々が咲き誇る華やかさに琵琶、つづみ、琴がアクセントとなりまるで祝いの調べが聞こえて来るかのような華やかさです。

加賀五彩で彩色を施された友禅は細密で繊細の極み！どこを切り取っても卓越した作家のセンスと熟練の技がにじみ出ています。中間色を巧みに操り密度の高い豪華絢爛の柄行きながらどこか「スッキリ」と感じさせる仕上がりは、見事というほかはありません。

流行などとは無縁の本加賀友禅黒留袖は母から娘と受け継いでお喜びの席をより一層格調高い着姿で彩ってくれる逸品でございます。

お目にとまったこの機会に末永くお手元でご愛着くださいませ。